九州豪雨災害 懸命の激励続く/秋野氏ら 避難所、被災者宅など訪問/大分県
九州北部を襲った甚大な豪雨被害を受け、公明党・九州北部豪雨災害対策本部は連日、被災者の支援、激励に当たっている。同対策本部の秋野公造事務局次長(参院議員)は15日、深刻な被害を受けた大分県中津市、竹田市を訪れ、復旧作業に追われる住民を励ました。
党県本部の竹中万寿夫県代表のほか、地元県議、市議が同行した。
秋野氏らは、3日の豪雨災害に続き14日に再び水害に見舞われた中津市耶馬渓町へ急行し、住民が避難した橋本公民館などを訪問。山国川(1級河川)の氾濫により、自宅の1階部分が浸水した行村美智子さん(52)は、「3日の浸水被害の後片付けがやっと一段落ついたところだったのに……。2度も起きるなんて、精神的につらい」と肩を落とした。
続いて秋野氏らは、市中心部を流れる玉来川の濁流が押し寄せた竹田市内へ。同市君ケ園でクリーニング業を営む後藤由美子さんは、川の水があふれるのを見て、近くの小学校に避難したが、戻ってくると、店内は水浸しに。「営業再開の見通しはまだ立っていない」と悲嘆に暮れていた。
秋野氏らは、被災者から被害状況を詳しく聞くとともに、温かい見舞いの言葉を掛けて回っていた。